11月7日付け1位は
ホイットニー・ヒューストン「
100万ドルの恋〜ミリオン・ダラー・ビル」となりました。
7年ぶりの復帰アルバム「
I Look To You」からのシングルです。
復活おめでとうございます!

*1 Million Dollar Bill / Whitney Houston (Arista / RMG)
*2 Paparazzi / Lady Gaga (Streamline/KonLive/Cherrytree / Interscope)
*3 Did You See Me Coming? / Pet Shop Boys (Astralwerks / Capitol)
*4 F*ck You / Lily Allen (Capitol)
*5 S.O.S. (Let The Music Play) / Jordin Sparks (19/Jive / JLG)
6 Release Me / Agnes (King Island Rocky Star / NFM)
7 Sexy Bitch / David Guetta Featuring Akon (Gum/Astralwerks/Capitol)
*8 Do What U Like / Bad Boy Bill (Nettwerk)
*9 Love Songs / Anjulie (Hear / CMG)
10 This Time Baby / Eddie X Presents Niki Haris (3MP)
(中略)
*30 I Want To Know What Love Is / Mariah Carey (Island / IDJMG)
「Million Dollar Bill」はアルバム「I Look To You」のトップを飾っている曲です。
オリジナルは典型的16ビートで始まります。
あちこちで試聴可能ですが、サビはこういうメロディです。
©RCA/JIVE Label Group, a unit of Sony Music EntertainmentリミックスはFreemasonsのみで寸法違いの3トラックです。リミックスにあまり特色のないところがFreemasonsの特色で、この曲も無難にまとめました感があります。
Million Dollar Billをはじめとして、「I Look To You」は新しい冒険を避けて、安全な曲でまとめてあるアルバムです。
ジャケットと開いたところはこちら。
ジャケットデザインも非常に保守的な印象です。



このアルバムで特筆すべきは「A Song For You」が収録されているところです。
ホイットニー・ヒューストンは今までポピュラーな曲のカバーをアルバムに入れてきませんでしたが(と思うのですがそうではない場合はどなたかご指摘ください)、このA Song For YouはLeon Russell作でいろいろな人のカバーで歌い継がれてきた曲です。
オリジナルは
Leon Russellの1970年のデビューアルバム「
Leon Russell」のトップの曲です(TSUTAYA onlineで探しても出てこないので試聴可能なサイトにリンクしましたがTOLにあるならリンクしますから教えてくださいTOLの中の人)。

A Song For Youだけが短調のバラードですが、他の曲は70年代にサザン・ロックとかスワンプ・ロックとか呼ばれたベタな感じのブルース風ロックで、私には通して聴くのはちょっとつらいものがあります。
オールマン・ブラザース・バンドなどが お好きな方にはよいでしょう。
写真は1975年頃に廉価盤で再発された国内盤らしく、ジャケット裏は思い切り歌詞カードがそのまま印刷されているという情緒あふれるものとなっています。
ジャケット左下とレーベルにある「S」をぐにゃぐにゃにしたようなマークがLeon Russell自身のレーベル「スワンプ・レコード」のマークです。
今回のホイットニー・ヒューストンのバージョンの「A Song For You」のイントロのピアノ・ソロはレオン・ラッセルのオリジナルのイントロのピアノ・ソロと同じです(キーは違います)。凝ったことするなあ! とはいえオリジナルもさることながら、A Song For Youといえばカーペンターズとなるわけで(え、私だけ?)、カーペンターズのアルバム「
A Song For You」をどうぞ。

このアルバムは初期カーペンターズの完成された形といってよく、この後中期の「Yesterday Once More」や「Only Yesterday」のような極端な売れ線ねらいに移っていきます。
カーペンターズが取り上げたLeon Russellの曲はこの前に「Superstar」があります。どちらも初期カーペンターズを代表する名曲です。「Superstar」は「A Song For You」の1つ前のアルバム「
Carpenters」に収録されています。こちらのアルバムのほうはほかにバートバカラックメドレー、「二人の誓い」「雨の日と月曜日は」などが収録されています。
せっかくですので、「
Live In Japan」もどうぞ。74年大阪フェスティバルホールでのライブです。
「豪華カラーピンナップつき」だったようですが、見当たりませんw

さて、PCもワープロもない70年代、レコード会社の営業さんはどうやって近日発売のレコードを営業したでしょうか。手書きのデータシートをコピーしてレコード店に配布していたのです。下は大変貴重なキングレコード社の「カーペンターズ・ライブ・イン・ジャパン」の宣伝シートです。
・カーペンターズ初のライブ録音登場
・来日コンサートで演奏された24曲完全収録
・シングは日本語盤で(原文ママ)
・苦節10ヶ月、カレン&リチャード・カーペンターズ(ママ)がより完全なものにと本国に持ち帰りA&Mのスタジオでトラックダウン
いや先人の苦労がしのばれます(涙)

ついでなのでライブをもう1枚、76年発表の「
ライブ・イン・ロンドン」です。

これまた帯には「初版のみカーペンターズの豪華な未公開写真集プレゼント」とあり、当時も初回盤を売るためには景品をつけていたことがわかりますw
で、この「豪華写真集」なるものは単にLPの歌詞カードサイズのグラビアで全8ページのカラー写真が載ってるだけで、これなら当時のLPには普通についていたような・・
A Song For Youを日本では誰がカバーしているのかと思って調べてみたところ、意外に探しあたらず、小林明子(「恋におちて」の)の2003年のカーペンターズカバーアルバム「
A Song For You」というのがありました。 へえこういうのやってたのか。未聴なのでTSUTAYAで借りてみようかという気になりました。